メプチン、吸入器が全く効かない「喘息」って!?

先日、

明らかにぜんそくの症状なのに

何度メプチンを使っても全く効かない!

という困った発作に襲われました。


私の経験が参考になれば幸いです。



私は子供の頃から喘息もちで、

大人の今でも2~3年に一度、喘息の存在を忘れかけたころに大きな発作が出ていました。


今まではすべてメプチンや吸入器で治まっていたのですが、

先日の発作では何度メプチンを使っても全く効きませんでした。


でも、いつものように気管支がイガイガして、呼吸がし辛く苦しいんです!


ただ、いつもと違う点が一つだけありました。

喘鳴(ぜーぜーの音)が一切しない。

もしや、何か違う病気なのかな??とも思いました。

メプチンはやりすぎると危険ですし、一旦やめました。


結論から話しますと、これも喘息なんだそうです。


一般的な喘息は、気管支が炎症を起こして細く狭まっていますが、

私の今回の喘息は、気管支は炎症を起こしているものの、

ぜーぜー言うほど狭まっていない状態だったんだそうです。


なので、通常の喘息にはメプチンなどの吸入器で気管支を広げて気道の通りを良くし呼吸をしやすくするのですが、この喘息にはそれが効果がない。


炎症を抑えるお薬を使い、徐々に治していくしかないそうです。


私は

・レボフロキサシン錠500mg「DSEP」 一日一錠7日分 /抗菌薬

・ファモチジンOD錠10mg「ケミファ」 一日一錠7日分 /胃炎治療薬

・プレドニン錠5mg 一日3錠3日分 /炎症やアレルギー反応を抑える薬

・レルベア200(吸入器)14 一日一回 /気管支喘息治療薬

をもらい、最初の2週間様子を見ました。

※人によっては持病と合わない薬がありますので、先生に相談して自分に合ったお薬を出してもらって下さい。


3日目ほどで苦しさが軽減されてきたのを感じ、その後は日に日に良くなりました。


2週間後にふたたび受診。

もう一度レルベアだけを14日分もらいました。

使い切った頃には完治していました!


レルベアは即効性がある薬ではないので、

落ち着くまで呼吸はし辛いしとてもきついと思います。


正直、今回「私死ぬのかな?」と思いました。

一瞬で死ねるならいいのですが、とにかく苦しいのなんのって・・・

この苦しさは言葉では言い表せません。


せめてこれ以上冷たい風で気管支を刺激しないように私がやった事はこれです。参考にしてください☆

・湿らせたハンカチを口に当てて呼吸(レンジで温めると少しリラックスします)

・マスクをする。直接冷たい風が入らないようにしていました。

本当に治るまでもどかしいのですが、お薬を投与すれば良くなる方向へ向かいますので、頑張ってくださいね。


今回の経緯

とある6月のある日。発作は起こりました。


私は前週の日曜日に母と温泉に行きました。

そこは全フロアがタバコOKなところで、

タバコが得意ではない私は途中から喉がイガイガしていました。


家に帰っても喉の痛みが続いていたので、温泉だし風邪ひいちゃったかな~と思い、風邪のひき始めの時の対処をしました。


2~3日ほどすると、のどの痛みは段々引いていきましたが、今度は息をすうと気管支がしみるかんじ。

イガイガ、いがらっぽい。

咳が出まくる。


我慢できるレベルだったのでそのまま過ごしていたところ、

木曜日ごろに悪化。


とにかく風が冷たく気管支にしみる感覚!!!(><)

6月になったので割と暖かい季節ではありましたが、気管支に風が通るたび

刺激が走る、、、というかんじで、息ができませんでした。

なので、吸ってはいてを、最小限の域で行いました。


かかりつけの呼吸器内科に金曜日の朝一で行ってみると

先生が病気で病院を休むというタイミングの悪さ(ーー;)

内科医の先生にかかりましたが、やはり専門でないと診るのは難しいとの事で・・・


いつものメプチンと、炎症をおさえるおくすり(キプレス錠)、痰を切る薬(アンブロキソール)をもらいました。


しかしその日の夜再度発作。

夜間3時、同じ病院に受診。お昼と同じ先生が当直でした( 'ω')


オムロンの吸入器を30分位やったのですが、やった瞬間は効いているような気がするのですが外すと、やっぱり呼吸がしみる感じで辛い・・・


先生には「これ以上は何もできない」と言われ、

少しおちついたころ(深夜?4時ごろ)帰宅。


翌日土曜日、何もできず、苦しむ。

家族から、大きな病院だったらいいかも?と言われ、

高速で市内の大きな病院に行ってみる。


しかしその病院の当直も内科医の先生で・・・。


「ごめんなさい、わかりません」

と、きっぱり言われる。


ホクナリンテープという、気管支拡張の「はり薬」(小さな湿布みたいなもの)をもらう。


まったく効きてる感じがしない。(ーー;)


母が常備していた抗生剤を飲んでみる。

あまり良くわからない。


これ以上どうする事も出来ず、土日は家でおとなしく我慢。

月曜日になったらすぐに呼吸器内科を受診できるよう、

市内の呼吸器科がある病院を探す。


初診OKですぐに見てくれるところがなかなか見つからず、探すのに結構苦戦しました。

最短で朝の11時に見てくれる呼吸器専門の病院がありましたのでそこを受診しました。

この地点で、私の声はガサガサ(悪い意味でハスキーボイス)になっていました。

咳が止まらなかったことと、あとは週末だけで4回病院に行って、それぞれの先生や看護師さんに経緯を説明したりで、思った以上に喉を酷使していたようで('ω';)

そして今に至ります。


市内なので結構都会なはずなのですが、呼吸器内科を探すのがこんなに大変だとは思いませんでした。

また、例え発作で救急車で運ばれたとしても専門医でないと処置が難しいそうです。


専門医がいる病院でも今回の様に先生がお休みされているという事もあります。

喘息は命に係わる病気ですので、

普段のかかりつかは一つの病院かもしれませんが、

あらかじめ複数の呼吸器内科を把握しておくことがとても大事だと思いました。