Kylie Jennerリップ 正規品とコピー品の見分け方 完全版!

大人気のカイリージェンナーのマットリップキットですが、

既に”コピー品(模造品)”が出回っているそうです。

この記事では、本物とコピー品の見分け方を紹介したいと思います。


今回の調査のため、私の手元に本物とコピー品を複数用意しました。

コピー品は複数のオークションサイトより購入しました。


コピー品の中でも凄く精巧に作られたものから、一目見れば偽物だとわかるものまで様々あります。

私が調べたものだけでも、偽物は4種類ありました。(ーー;)


コピー品は中国製!?

調べた所、コピー品は中国系の販売サイトから出回っているようです。

商品の製造自体もおそらく中国だと思いますが、

なんとパッケージにはすべて「MADE IN USA」と書かれています!

パッケージの文字も見事にコピーしているようです!

困ったものですね~(ーー;)

たま~にスペルミスがあるそうですのでお時間ある方はよく見てみて下さい。



正規品のカイリーのリップは

マットタイプ(”MATTELIP”。アプリケータはスポンジ)

グロスタイプ(”GLOSS”。アプリケータは筆)があります。


マットタイプはリップなのにグロスのような容器に入っています。

そのため、ネットで中古を売る際に「グロス」と表記する方がいらっしゃいます。

もし中古を販売する際はマットタイプなのかグロスタイプなのか明確にしてくださいね。


公式サイトでは、

マットリップ

 ”リップ”と”ペン”の2点セット(MATTE LIP KITS、29ドル)

 もしくは

 リップ、ペンばら売り(MATTE SINGLES、17、14ドル)での販売、

グロス単品(GLOSSES、15ドル)のみで販売されています。


■見た目の違い

※正規品とコピー品の両方を持ってなくても、片方だけで分かる違い


どろりと垂れるようなドリップデザインの部分が違う

【コピー】同じ長さのものが隣り合わせになっている部分が1か所ある

【正規】すべて長さがランダム。同じ長さのものが隣り合わせになっていない

※ネットで中古品を買う場合、ここが、唯一購入前に確認できる箇所かなと思います。

コピー品の中でもドリップの並びを完全にコピーしている物もありますが、

ドリップのエッジがギザギザなっていたりスムースではないものはコピー品と思ってよいかと思います。


絵やロゴが違う

【コピー】にじみがある

【正規】絵やロゴがきれい。にじんでいない

※製造時期によってはにじみが無い物もあるようです。あと、本体に傷が多いようにも感じました。

■【正規】【コピー品】並べたらわかる違い

※両方持ってないとわからない違いです



ボトルの高さが違う

【コピー】11.3cm 正規品より5ミリほど短い

【正規】11.8cm-

フォントが違う

【コピー】ややほそく縦長い

【正規】太字

※お尻の丸く円になっている文字部分だけに関しては正規品の方が細長いです

底のラベルが違う①↑

【コピー】12Mと書いてある所の蓋の上面にちょっと幅がある

【正規】蓋の上面が細い


底のラベルが違う②↓

【コピー】銀の丸いラベルが貼られていないものがある!!


■中身を使う際にわかる違い

マットリップは塗ったあとが全然違う

【コピー】唇を重ねたとき、上唇と下唇が引っ付きます!スティッキーです!唇に糊を塗ったよう。

【正規】さらさらしている


アプリケーターの芯の部分の色が違う

【コピー】白

【正規】やや透け感がある


容器のねじり部分の高さが違う

【コピー】1.3cm

【正規】1.5cm



箱のリップの絵の歯の部分が違う

【コピー】歯の部分がシルバーじゃない / シルバーだけどメタリックが反射しない

※シルバーメタリックが反射する正規品を完全コピーしたものもあります。

【正規】シルバーメタリックが反射する

リップライナーはコピー品のほうがちょっと長い!

【コピー】全長14cmほど。

お尻のリップの色を示している部分も正規品より長いようですね。

この部分は1.5cmでした。参考までに。


コピー品はマットリップとペンシルライナーの色が違う!

【コピー】マットリップとペンシルライナーの色が違うものがある。

※色によっては近い物もあるようです。

【正規】マットリップとペンシルライナーの色が一緒なので、両方使いで塗った際になじむ。

以下は KOKO Kのコピー品。ライナーの色がリップより明るいですね。


香りについて

正規品をすべて買ったわけではないので香りについてはまだまだ調査中です。カラーにより違うものもあるかも知れません。

確認が取れている物としては、正規品はバニラの甘い香り、コピー品は人工的なバニラの香りや、フルーツの香りがします。

Youtuberさんの何人かは「コピー品はチョコレートのにおい!」と言っていましたので、そのにおいのコピー品もあるんだと思います。


オークションやフリマなどで中古を買う場合は注意!

現在、メルカリ、ラクマ、フリル、ヤフオク、モバオク等の個人売買のサイトでも

多数販売されております。

たまにニセモノを本物と言って販売している方もいらっしゃるようですね。

そういった方はネットの写真を使いまわしているものが多く、

見分けが付きません。


カイリーのリップは基本ネットでの購入です。

なので、手に取って確認する事ができません。


正規品かどうか確認するには、まずは質問を!

出品が正規品かどうか不確かな場合、出品者に質問してみましょう。


こんなふうに聞いてみてはいかがでしょうか。

「大変失礼ですが、正規品かどうか確認済みですか? / ご存知ですか?」

「どちらのサイトからの購入ですか?」


以下は勇気がある方向けです!

「ドリップの絵の部分に長さが同じものが横並びになってる箇所がないか確認してもらえますか?」⇒こちらは出品者にとっては手間なので、少々聞きづらいですね。(・・;)



こんな場合、怪しいので注意して下さい。

■質問しても返答がない


■出品者が言葉を濁す


■友達から頂いたのでわかりません・・・この答え、多いです。


■このような答えが返ってきた

「輸入品です」

⇒「どの国からですか?」とさらに質問しても良いですが、正規品なら「正規品です」と答えるはずなので、このような答えが返ってきたら私ならまずコピー品と疑います。


「並行輸入品です」←きちんと答えてくれる場合もあります。

ですが!カイリーリップキットに並行輸入品は存在しません。並行輸入品と言われたらコピー品(ニセモノ)と思って下さい。

※定義として、「並行輸入品」は本物ですが「コピー品」は偽物です。二つの違いは下の方で詳しく説明しています。



こんな記載がある場合も注意!

オークションやフリマの出品説明欄に

以下のような説明文がある場合もコピー品の可能性があります。


■「新品ですが箱につぶれ、汚れがあります」・・・ニセモノは製造時、在庫保管時、雑に扱われている事が多いと思います(お国柄でしょうか・・・(^^;))。運輸の際は、ほとんどの場合安い発送方法で送られています。簡単な梱包のため、つぶれが発生しやすいようです

本物は箱に入れられて発送されているようですので、あまりつぶれが無いかと思います。

もちろん、正規品でも箱につぶれがあるものもあるかと思いますが、大量出品している人で「新品なのに箱につぶれあり」の説明があると怪しいかなと思います。


■「正規品か確認が取れていません」

実際のところ、出品者が他のオークションやフリマで買ったものを出品しており、

ご自分でも正規品かどうかわかっていない場合もあります。

厄介な事に、ニセモノも「MADE IN USA」と書いていますので、本人が悪気なく本物と信じきっている場合もあります。

そう言った場合は、もしそれがニセモノだった場合、その値段で買いたいか?というところをよく検討して購入する事をお勧めします。


正規品とコピー品を使ってみた正直な感想

ニセモノを使ってみて、正直なところ・・・

使い心地は悪くないかもヽ(*・ω・)ノ と思いました。

本物同様、すごく落ちにくい!

いい意味で、お風呂に入っても落ちません(ーー;) オイルクレンジングしないと。

一旦乾けばこすってもびくともしないので、コスプレとかで肌にペイントするのにいいかも!と思いました。


マットリップを塗った唇同士をくっつけるとペタッと糊をつけた様に張り付くところが気になりましたが、しかしそれは上からリップを塗れば問題ありませんでした。結局マットじゃなくなりますが。(;_;)


ただ、コピー品はデメリットがブラックボックス状態なので注意です☆


まず、成分が分からないという点。

パッケージの成分表も本物そっくりにコピーしているため、実際にどんな成分が使われているかはわかりません。

一応大量生産しているそれなりの工場で作られているはずなので、直ちに害があるような成分は使われてはいないとは思いますが、普段オーガニックの商品を好んでいる方は絶対にやめたほうが良いと思います。


あとはニオイですね。

コピー品のにおいは、さまざまでした。

うまく作ってあるものと、とっても人工的なものと色々あります。

人工的なものは耐えられないほど変なニオイだとは思いませんでしたが、体に悪そう…とは思いました。

香りつきのリップが好きではない方にはお勧めしません。ただ、正規品であっても好きになれないかもしれません。

正規品のバニラのにおいも結局は人工的なものですから。


以上の点が気にならなければ、買いかな~と思います。


コピー品、案外、評判良いみたいです。

コピー品をアピールしたいわけではありませんが!

「品質は良くはないけど、とても安いし、それなりのクオリティだからニセモノでも全然OK!」

と言っているYoutuberさんもいました。


本物に比べてずいぶん安いので、それで良いと思えるのであれば非正規品を購入しても問題ないと思います。


しかし、「絶対に本物がいい!」という方は、十分注意して下さいね。ヽ(•̀ω•́ )



もうすこし細かい話が知りたい方へ・・・

”コピー品”と”並行輸入品”ってどう違うの!?

たまに、カイリーのコピー品を「並行輸入品」と言って販売している方がいらっしゃいます。

カイリーのコピー品はすべて、本物に似せてうまく作られたレプリカですので、「並行輸入品」と表現するのは間違いです。


「並行輸入品」って何?

まず、「正規品」は、海外の商品メーカーやブランドが日本の会社と販売契約し、商品を輸入して(場合によっては日本語の説明書やラベルを付けたりして)販売する商品の事を言います。

1社だけが契約を結ぶ、「独占契約」というものもあります。


それに対し「並行輸入品」は、日本の企業が既に海外のメーカーと販売契約をしている商品を、販売契約をしていない個人や会社が直接海外の現地で購入するなどして正規とは別のルートから輸入して日本で販売している商品の事を言います。


一般的に「並行輸入品」は本物と同じ商品です。

ただ、契約料や日本語ラベルなどのマージンがかからないので「正規品」より安く販売できます。しかし、日本で販売できるのは販売契約がある会社のみなので、「並行輸入品」を販売する会社や個人は見つかれば最悪の場合逮捕されたり訴えられたりします。

それでもそれなりに差額で儲けられるので、リスクを背負いながらも「並行輸入品」で儲けようとする人は沢山います。



カイリーリップに「並行輸入品」がない理由

カイリーのリップは、日本では未発売ですよね。

どこかの企業が販売契約しているわけではないので、並行輸入品というものが存在しません。


また、例えどこかの日本企業が販売契約をしたとしても、並行輸入品は生まれにくいと思います。

なぜなら、アメリカ国内で購入しても安いわけではありません。送料の除く商品の値段は一緒だからです。


カイリーのリップは基本的にウェブでの購入となり、

リップキットは$29、単品は$15ほどです。これに送料がかかります。

購入が$40以上であればアメリカ国内では送料がかかりませんが、受け取るために現地に居なければならないので、旅費を考えるとマイナスです。

現地の友人がいればその人に買ってもらって送ってもらうのもアリですが、それなら日本でウェブから直接購入して直接日本に送ってもらうのとあまり変わりません。インターナショナルシッピングは、$60以上購入すれば送料無料になりますので。


これらのことから、「並行輸入」で儲けようとする人はいないと思います。


つまり、カイリーのリップを、ネットで2000円とかそこそこ手ごろな値段で「大量に」販売している人は、”カイリーの商品を沢山買ったけど色とか使い心地が気に入らなくていらなくなった人”か、”中国からコピー品を安価で仕入れた人”の可能性が高いです。



中古カイリーリップの相場は?

ネットのフリマやオークションを色々見てみましたが、

今現在だと、マットリップキットは

正規品の新品は~¥3500~

正規品の中古(2~3回程度使用)は~¥2300~

コピー品は~¥1500

だったら買ってもいいかな~と思いました。


コピー品は2000円程度で売られている場合が多かったですが

中国から購入すると数百円程度です。なので2000円はちょっと高いです。

輸入の費用も掛かるとおもいますので、1000円~1500円くらいであればコピー品でも買うかな~というのが個人的な感想です。



正規品のオススメの買い方!

日本から正規サイトにアクセスして購入した場合、$60以上の購入であれば送料無料です。


1つ以上いらないという方は、2~3人のお友達とまとめ買いをするのがお勧めです。


たとえば、こんな買い方があります。

マットリップキット$29 + マットシングル$17 + マットシングル$17 = $63


1ドルをわかりやすく”100円”とすると日本円で6,300円です。

(現在のレート115円なら7,245円)


ちなみに、マットリップキットのみを購入して日本に送った場合、

リップキット($29.00) + 送料($14.95)=$43.95(5,000円ほど。1ドル115円で計算)

です。

やっぱり60ドル以上購入して送料無料にしたほうが良いですね~。



最後に

ニセモノは、本物が販売されて間もなく出回ったそうですね。

どこのどなたか知りませんが、、、コピー力、恐ろしいですね。


※上記の内容はすべて個人で調べた物です。

画像転載は禁止。見つけ次第サイトオーナーに通報します。

中古品を購入して被害を被った場合の責任は取れませんのであらかじめご了承くださいね。